きりんの散歩

趣味は美術館めぐり。生息地は福岡。遠くまで行くこともあります。アイコンは我が家のモネちゃん。twitter:@kirin11_04

デザイナーズチェア@福岡市美

 

北欧の〜といったデザインの企画展に大体展示されているデザイナーズチェア。たまに座れる体験コーナーになっているが、足の長さの設計が一般的な日本人にはおかしいので浮いてぷらぷらなる。地に足がつかないので、入学したての小学生の頃のような感覚がするのは私だけだろうか。色んな展示があったが、欲しすぎるNo. 1椅子だったのは、フィンランドデザイン展でのボールチェアである。とってもふわふわ、とっても静か。隔離された空間に包まれているザ包容力な素敵空間にすっぽり収まれる。ちなみに10万円くらいするお高いお椅子様であるためウチに未導入である。素晴らしいものは高い世界なのだ…。

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で、今回は『九州産業大学創立60周年記念美術館特別企画展「Arts & Materialー素材で感じるイスの世界―」』へ福岡市美術館へ。まず55脚って数の多さが楽しさの数になっている。タイトルと作者は椅子を囲むように床にシールが貼られていて分かりやすい。またそれぞれの椅子にはちっちゃいキャプションカードがポツンと乗っていて、丸文字が可愛らしく、サクッと読める文量だった。

 

今回の展示のなかで1番欲しいのはラ・シェーズ。右に寄ると壁みたいになっている。まるで電車の連結部分の隅の席みたいに寄りかかることが出来る。たぶん2人掛けなので、左側にかなりのスペースがある。本とかジュースとか置けるし部屋にちょうどいいなって思った。調べるとこれも素敵なお値段であった。ボールチェアといいラ・シェーズといい、理想が高すぎて全然椅子を買える気がしない。理想だけでなく値段が高いことが主な原因だが!面白くて、しっくりきて、寄りかかれて、買いやすい椅子が欲しいな。


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追伸

福岡市美のキッズルーム可愛い。壁のキャラクターはひとつずつ取れる。ミロの作品分からないとちょっとホラーではないかってやつも紛れ込んでいる。


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