きりんの散歩

趣味は美術館めぐり。生息地は福岡。遠くまで行くこともあります。アイコンは我が家のモネちゃん。twitter:@kirin11_04

あいちトリエンナーレ3日目@愛知


名古屋市科学館に行ってみた…するとプラネタリウムは家族連れでどこよりも激混みだった。よし諦めよう、そしてボランティアガイドに行ってみよう!と愛知県美術館へ。

 

〈3日目〉

チェックアウト→愛知芸術文化センター

中部国際空港福岡空港

f:id:kirin1104:20190827154826j:image

 

昼はしゃぶ菜で食べ放題飲み放題にして、お腹がフル回転で消化に励んでいる。ちょっと苦しい。タピオカ飲み放題のタピオカはもちもちで普通に美味しかった。ソフトクリームとアイスティーのコラボ考えた人は天才だと感動した余韻のまま向かう。愛知芸術文化センター10階を1周して、エスカレーターで8階へ。初日にエスカレーター使わなかったため気づかなかった段ボールコーナーに気がつく。これ子どもだったらバチボコテンション上がるやつーぅ!と私の中の小宮が言ってくるような見た目をしている。大人なので見学コースのみを進むことになるが、遊び場を上から見れて賑やかさが一望できるし、途中で大きな作品や小さな作品に出会うこともできる。


f:id:kirin1104:20190827155901j:image

f:id:kirin1104:20190827155857j:image

f:id:kirin1104:20190827155913j:image

f:id:kirin1104:20190827155918j:image

 

その後、いよいよボランティアガイドのため8階へ。会期中は金曜日午後6時30分〜、土曜日、日曜日、祝日午前10時10分〜と午後4時30分〜から開催されている。内容は対話型アート鑑賞。ボランティアさんによるガイドで、所要時間は1時間ほど。このときは10人くらい集まって、ボランティアさんを中心にみんなで意見を言い合っていく。取り上げる作品はボランティアさん次第。いつも同じボランティアさんではないので、毎回違う作品を回れるのはいいなーと思った。

1、A24『原子力の時計』

2、A25『FedEx

3、A31『美しいブルー』


f:id:kirin1104:20190828014717j:image

f:id:kirin1104:20190828014713j:image

f:id:kirin1104:20190828014709j:image

f:id:kirin1104:20190828014803j:image

f:id:kirin1104:20190828014824j:image

f:id:kirin1104:20190828014819j:image

f:id:kirin1104:20190828014850j:image

f:id:kirin1104:20190828013209j:image

1周以上している作品たちを再び巡る。それまで考えてなかったような、何が見えるのか?どう見えるのか?秒針は1周何秒か?何を表しているのか?3つを比べてみるとどこが違うか?色が表しているものは?それは何故そうなったのか?……そんな疑問に対して、誰かがこうじゃないか?って言ったり、私が言ったり、ボランティアさんが言ったりで、注目してなかった着眼点から新しい発見が多く得られた。時計の下に穴が空いていることや、1番汚れてるのが1番バッキバキに割れてるけど真ん中と然程歩んできた旅程に違いはなかったり、怖くて綺麗でグラデーションが意味深だったり。ひとりで鑑賞してたときは立ち止まらなかった作品や、見てたけどスルーしてた細部や捉え方に気付けた。みんなの視点が違うのが知れて、スゴイ楽しかったー!

 

その後、ウロウロしてたら10階でもボランティアガイドがあるとアナウンスが流れてきた。行かねば!!

1、A02『The Kiss』

2、A10『環世界とプログラムのための肖像』

3、A13『Stranger Visions, Dublin: Sample 6』


f:id:kirin1104:20190828020949j:image

f:id:kirin1104:20190828020952j:image

f:id:kirin1104:20190828021156j:image

f:id:kirin1104:20190828021151j:image

f:id:kirin1104:20190828021300j:image

f:id:kirin1104:20190828021254j:image

ボランティアさんは先程の方達だった。また会いましたねとなる。こっちの参加者はさっきより少し少なくなって6人くらい。同じように意見を言い合う。A02の手がリアルじゃなくて、ちょっと下手くそって意見が出て、その着眼点なかった!って思った。あとなんで色塗ってないの?なんでキスしてるようにみえるの?とか確かに言われてみればそうだなー。あとA10はスマホのアクティブユーザーじゃないとピンと来ないんだなとか、人は何故人を人と認識できるんだろう?スマホは何処を人を人と認識してるんだろう?って不思議さが深まったり、A13のスプレーはDNAを消す効果があるものという超未来的なものだと教えてもらった。

すっごく楽しかったけど、こんな対話型鑑賞ってなかなかしてない。美術館だったらガイドがあっても講義式の説明が多いし、芸術祭だったら公式ツアーはあれど、対話メインじゃないっぽいし。近いのは大分県立美術館でのギャラリートークだと思った。そのときは3人対学芸員さんだったので話しかけやすかったけど、今回のような参加者の多い都会での対話型鑑賞は珍しい試みではないだろうか。みんなで色々探しながら、ひとりでは見つけられなかった発見に出会えたので、これから行く人はおすすめ!

 

あいちトリエンナーレとりあえず何事もなく鑑賞できた。今まで何事もなかった訳ではないけど、これからも何事もなく会期を無事に終わるといいな。欲を言えば展示が再開されるといいな。

 

追伸

名古屋駅の呪いは強かった…。次は頑張って行きたい出口に向えるようになりたい。あいトリ思い返すと見逃した作品が多々あり。ツイッターで指摘されてたけど、やっぱりスタンプラリー形式のパスポートが見逃し防止になっていいかな。

f:id:kirin1104:20190828025718j:image
f:id:kirin1104:20190828025714j:image

 

 

kirin1104.hatenablog.jp

kirin1104.hatenablog.jp