あいちトリエンナーレ2日目@愛知
朝早めに起きてモーニングを食べるために、パンとゆで卵食べ放題シャポーブランへ。
〈2日目〉
豊田市美術館→旧豊田東高等学校
名古屋から豊田までは約1時間。終点なのでがっつりと寝る。まずは喜楽亭と思ってたら、機材トラブルとのこと。待っていてもよかったが、蚊に刺されたのでここには居られないと駅へ向かう。駅から豊田市美術館は恐ろしい坂道があるので、シャトルバスを利用し、美術館へ。クリムト展確かに多いが、奈良さんよりは短い。しかし中は作品の間隔が近いので、やや混み合っている。入ってすぐのゾーンはキャプションも多いので、まずスルーして進むぜ。はなすで音声ガイドおすすめしてもらったので、稲垣吾郎とクラシック音楽を聴きながら鑑賞していく。ガイドと作品の雰囲気めっちゃ合ってる。途中でクリムトは結婚してないのに色んな人との間に12人子どもいるという説明がでてくるので、修羅場にならなかったのか、ムンクは撃たれたのに…と驚いたり、ここがベートーベンの第九を聴きながらの部屋か!ってなったり、ゴッホ風かわいいなーとか、息子の死後の写真きれいすぎてガチ天使だ、などなどクリムト楽しかった。あと音声ガイドおすすめされて良かった。
さてあいトリの方で、気になった作品↓
T06『ミッションからの帰還』『アセンション・マーク I』アンナ・フラチョヴァー
T08『隠されているものと見慣れぬものによるアメリカの目録』『公文書業務と資本の意思』タリン・サイモン
T10『革命は抽象である』レニエール・レイバ・ノボ
T11『Shylight』スタジオ・ドリフト
T06は奈良さんの展示のときもこの部屋は水色だったから、豊田にまた来た感があった。静かに泡がもこもこ出てきてて、ぱちんぱちんと消えていくのを眺めるの楽しい。T08はひとつひとつじっくりと見る。なんとも言えないモヤモヤ、なんか掛け違えてるのではと思えてるくけど、全部現実で、知らなかったことばかりだった。T10は新聞紙とゴミ袋で大半を覆われた作品たち。新聞はあいトリについての記事を扱っている。会期中に取れるのだろうか。作品を見つめてるのか、新聞を見てるのか、側から見たらどちらでもあるように見えるだろうし、ここに来てる人はそれでもみんな作品を楽しんでいる。T11ふわふわとしてキレイ。ずっと見てて飽きない…しかし首が痛くなるので身体的ギブアップが先にくる。
T08の一部たち
荷物は美術館に置いたまますぐそこの旧豊田東高等学校へ。
T09b『反歌:見上げたる 空を悲しもその色に 染まり果てにき 我ならぬまで』高嶺格
大きな作品ってそれだけでエネルギーに当てられる。プールの底って想像もしたことなかった。
次は喜楽亭。前評判がとても高いので、わっくわくで入る。2階建の日本家屋は田舎のばあちゃん家の雰囲気そっくりだった。部屋ごとに5人ほどの鑑賞スペースがある。薄暗い中でスクリーンを見る。風と音と戦争と振動に包まれた異世界空間だった。4番目のスクリーンは中断してしまって見れなかったけど、ほんと凄かった。
名鉄豊田市駅下では、T02『↓ (1946-1948 / 1923-1951)』小田原のどか
T03『レンタルあかちゃん』和田唯奈(しんかぞく)
T02は今度、長崎に行くので広島と長崎の平和公園の違いについて考えてみたい。言われてみれば広島のほうが平和公園として完結してる。
T03で受付してから、シティプラザに行って、またここに帰ってくる。シティプラザの絵はあいトリが終わったら消してしまうとのこと。とっても可愛いのに勿体ない。所狭しと描かれているので、写真じゃ追いつかないので動画も撮った。私がレンタルしたゆーちゃんは、遊んで楽しかったかな。
名古屋に戻って、名古屋PARCO「よつばと!」最新原画展へ。細かいところまで描いてるのは分かってたけど、こんな、こんなちっちゃーい文字まで描いてたの!ってビビる。あとよつば可愛い。
追伸
夜ご飯はカフェ ヴァンサンヌ ドゥのじつに正しいアップルパイを食べて、ケーキをテイクアウトした。