野良の黒の子@むくむくしたけもの
ふらっとポストをみると不在票が入っていた。とくに頼んでいるものはないので、すぐに思い当たりテンションが上がる。
先日、絵を買ったのだ。作家の名前はむくむくしたけものさん(twitter:@mukukemo)。今回でうちの子になったのは同作家さんから4作品目。タイトルは『野良の黒の子』。サイズは0号。真っ黒な背景に真っ黒な猫ちゃん。むくむくしたけものさん特有の瞳のない目でこちらを見つめている。
あー、可愛い。ほんと可愛い。絵を買うということは、好きで堪らない1点ものが部屋に、目のつくところに、すぐそこに居るということだ。存在に満足する。癒される。美術館の絵を見るときも、あーこの子はちゃんと綺麗に居るなって眺める。代々きちんと受け継がれてるからそう思えるのであって、うちの子も末永く幸せにしていきたい所存である。
ちなみに絵を欲しいと思ったら、大体は本人交渉や展示会、どこかに所属なら所属先に問い合わせ。購入イメージとして、近年であれば佐賀の池田学の誕生って浮かびやすいけど、庶民的な購入チャンスは色々とある。大好きなクロード・モネやフィンセント・ファン・ゴッホはもういないから言えないけど、好きと思ったら好きと発信すべき。そして作品を売っているタイミングが、私の生きている時代と財布事情と合うのは奇跡なのだ。
追伸
新しく買った冷感シーツと枕とタオルケットが思ったよりひんやりで、一周回って寒い。